成長企業の経営者が持つ5つの習慣
2023.06.09中小企業経営組織づくり
成長企業の経営者はどのような習慣をもっているのでしょうか。さまざまな企業経営者と関りを持たせていただいてきました。急成長している企業もあれば、安定している成熟企業もいらっしゃいます。浅井なりに成功企業の経営者の特徴をまとめました。
成長企業の経営者 習慣その1「早起き」
早起きは三文の得と言われます。日本マクドナルドホールディングスの社長を歴任した原田氏や、タニタ社長の谷田千里氏なども早起きで有名です。カレーのCoCo壱番屋の創業者は超早起きは30億の得と言っています。
海外でも、元アップルCEOの故スティーブ・ジョブズや、現アップルCEOのティム・クック、元スタバCEOのハワード・シュルツなど、数えたら切りがありません。ちなみに、信長や秀吉も3時から4時に起きていたそうです。
イーロンマスクをはじめ、成功経営者は超絶ハードワークです。かといって睡眠時間を削っているわけではありません。一日16時間の労働をしたとしても、仕事以外の時間を睡眠に割いています。
特に朝の時間は社員や取引先からの連絡もなく、自分のやりたいことに集中ができます。経営者こそ朝のゴールデンタイムの活用が有意義でしょう。
最近の遺伝子研究では、朝方と夜型の特性があることがわかりました。一概に朝方、早起きで総じてパフォーマンスが上がるわけではなさそうです。結論としては、誰にも邪魔をされない時間の確保が重要のようです。
余談ですが、片岡鶴太郎は早起きが進みすぎて、夜の23時に起きるそうです。もはや、それは早起きと言えるのでしょうか(笑)
成長企業の経営者 習慣その2「読書」
数々の成功経営者が読書の大切さを発信しています。ウォーレンバフェットいわく「知識は、複利のように積み上がっていく。誰でもできることだが、皆さんの多くはやらない」
確かに忙しい私たちは、読書の必要性を認識していながらも、どこかで言い訳をしながら逃げいているかもしれません。
インプットがなければ、適切な判断はできません。新しい知識という刺激によって、今の考えを見直すきっかけにもなります。読書は何かを知るという側面もありながら、自己との対話でもあります。
良書は7回の学びがあると言われます。自分の状況や成長の度合いによって学びや気づきが変化するということです。多読でたくさんの新しい知識を習得するのも必要ですが、座右の書で定期的に大切なことを再確認することも大切です。
成長企業の経営者 習慣その3「運動」
運動は成功者にとって非常に重要な要素です。運動は身体的な健康を促進し、精神的な健康や認知能力の向上にも役立ちます。以下に、成功者が運動でどのようなメリットがあるかを挙げます。
・身体的な健康維持
成功者は自分の身体的な健康を維持するために、定期的な運動を取り入れています。適度な運動は心臓や循環器系の健康をサポートし、エネルギーを高め、免疫機能を向上させる助けになります。体力がないとハードワークもこなせません。
・ストレス管理
成功者は忙しい生活を送ることが多いため、運動はストレスを軽減するための重要な手段となっています。運動によって身体的な疲労が発散され、心のリフレッシュが図られます。また、運動はエンドルフィンの放出を促し、気分を高める効果もあります。
・集中力とクリエイティビティの向上
運動は脳にも良い影響を与えます。運動によって血液循環が良くなり、脳への酸素と栄養供給が増えます。これによって、集中力やクリエイティビティが向上し、成功者はより効果的な仕事をすることができます。特に下半身を動かすと血液の循環が促進されます。
30分程度の少し汗をかく程度の運動を週に二回がおすすめです。健康で活躍できる習慣づくりも経営の仕事と言えます。
成長企業の経営者 習慣その4「メンター」
メンターを持つことは、成功を追求する上で非常に重要な要素です。メンターは経験豊富な人物であり、指導や助言を通じてあなたの成長や発展を支援してくれる存在です。以下に、メンターを持つことの重要性についていくつかのポイントを挙げます。
・経験と知識の共有
メンターはあなたよりも経験豊富であり、あなたが達成したい目標や興味のある領域において深い知識を持っています。彼らは自分自身の成功や失敗から学んだ貴重な経験を共有し、あなたが同じ過ちをおかさないように助けてくれます。彼らの指導を通じて、効率的な方法やベストプラクティスを学ぶことができます。
・目標の設定と方向性の提供
メンターはあなたの目標を理解し、それに向けた具体的なアクションプランを策定する際に役立ちます。彼らはあなたの能力や興味を考慮し、あなたの成長を促進するための方向性を提供してくれます。メンターはあなたの目標に対して客観的な視点を持っているため、あなたが見落としている可能性のある点や新たな視野を提供してくれるでしょう。
・モチベーションとサポート
成功の道は決して平坦ではありません。困難や失敗に直面した時、メンターはあなたを励まし、サポートしてくれる存在です。彼らはあなたのモチベーションを高め、困難な状況に立ち向かう勇気を与えてくれます。また、メンターはあなたの成長を見守り、フィードバックやアドバイスを通じて常にサポートを提供してくれるでしょう。
メンターはリアルで会えない歴史上の人物や、つながりのない人をメンターとして指針にするのもよいでしょう。多くの経営者が孫子の兵法を座右の書にしたような例もあります。
成長企業の経営者 習慣その5「交流」
経営者にとって、他の経営者や業界の専門家との交流は非常に重要です。以下に、経営者が交流を重視する理由をいくつか挙げます。
・アイデアや知識の共有
経営者同士の交流は、新たなアイデアや知識の共有の場となります。他の経営者の経験や成功事例を聞くことで、自身の経営戦略やビジネスモデルの改善につなげることができます。また、業界のトレンドや市場の変化に関する情報も得ることができます。団体系では部会などがあり、その役割を担っています。
・ネットワーキングの機会
経営者同士の交流は、新たなビジネスパートナーや投資家、顧客を見つけるためのネットワーキングの機会となります。他の経営者との関係を築くことで、ビジネスチャンスを広げることができます。また、他の経営者のネットワークを通じて、資金やリソースの調達にもつなげることができます。
・問題解決と相談
経営者はさまざまな課題や問題に直面します。経営者同士の交流は、そのような課題に対してアドバイスや解決策を共有する場となります。他の経営者の経験や知識を活用することで、自身のビジネスの課題に対する新たな視点やアイデアを得ることができます。
総じて言えば、経営者の交流は新たなビジネスの機会を創出し、知識と洞察を深めるための貴重な機会です。一方で気をつけねばならないのは、ハードルの低い交流会です。ハードルの低い交流会では、売りたいがための参加者が多く、質の良い交流が難しい場合があります。
まとめ
いくつの習慣をもっていますでしょうか。企業を成長させるためには、経営者自身の良い習慣が重要になります。
働きがいを生きがいへ
1人でも多くのビジネスパーソンに働きがいを
株式会社PDCAの学校
代表取締役 浅井隆志
管理職向け「管理職入門講座」
名ばかり管理職で部下を育成しない、管理職の行動をガラっと変える
※開催日時はページにてご確認ください >>>詳細ページはこちら
時 間 : 14:00-17:00
対 象 : 管理職、管理職になりたての方(1名でも部下がいれば対象) 全業種、全職種対応
場 所 : PDCAの学校 研修ルーム(品川区西五反田7-22-17 TOCビル3階)
価 格 : 人事の方ご見学(30分以上)で無料
管理職としての役割を認識させ、 チームとして生産性を向上させる初めの一歩でもある、部下指導の基本を3時間で学ぶことができます。
他社交流型のオープンセミナー形式なので刺激を受けることができます。オンラインで3時間の開催のため、ご負担が少なくサクッと学べます。
- 株式会社PDCAの学校/
- コラム /
- 成長企業の経営者が持つ5つの習慣
無料で学べる全4章
Eラーニング「新入社員研修」
ビジネスマナーとホウレンソウなど、ビジネスに必要な知識習得とケーススタディによるスキル習得ができる
- 第一章
- 超実践!ビジネスマナー
- 第二章
- 業務効率向上!ホウレンソウ(報連相)
- 第三章
- 絶対関係構築!コミュニケーション
- 第四章
- クレームをファンに変える!顧客対応
-
CONTACT研修のご相談はこちら
設立以来10年間で延べ
3000社以上72,908名の支援実績 -
RECRUIT採用情報
一人一人の価値を圧倒的に高める
「働きがいを生きがいへ」