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コラム
営業ノウハウ

営業マンはサボれ

営業パーソンのみなさん。単刀直入に聞きます。

あなたは今、上手に「サボれて」いますか?

「そんな不真面目なこと言えるか!」
「結果が出ていないのにサボるなんて……」

そう思って、自分を責めて、心をすり減らしているあなたにこそ、伝えたいことがあります。

実は、ビジネスという過酷な長距離走を最後まで走り抜くために必要なのは、根性でも気合でもなく、適切な「サボり」という名の水分補給なのです。

かつて売れない営業マンだった私は、自分を追い詰めすぎて、円形脱毛症になりました。

そんな「どん底」を経験したからこそ見えてきた、心を壊さずに結果を出し続けるための、真実のマネジメント。

少しだけ肩の力を抜いて、私の言葉に耳を傾けてみてください。

営業パーソンは、サボることがとても重要です。

あなたは仕事をサボったことがありますか?

結果を充分に出して、サボれるくらいになれれば理想だけど、そんなことをいうつもりはありません。

サボる重要性についてお話する前に、少しだけモチベーションのお話をいたします。

私は、管理職を対象とした、マネジメント研修も手がけています。営業パーソンのみならず、管理職の立場の人からも、モチベーションについて相談をいただきます。

「モチベーションが上がらないときにどうすれば良いのでしょうか?」

私がいつも答えるのは2つあります。

まず、モチベーションを上げることと伝えます。

答えになっていない?

いや、もう一度言いますけど、モチベーションが上がらなければ、モチベーションを上げればいいだけです。

モチベーションが上がるというのは、状態です。
モチベーションを上げるというのは、動詞です。

大切なのは、感情をあなた自身がコントロールすることです。

外的な要因で、上がるという待ちの状態ではなく上げるという能動的な姿勢が大切です。

そしてもう1つの答え。これはもう一歩本質に近い答えかもしれません。

モチベーションに上も下もない

ちょっと横道にそれますが、思考も同じ捉え方です。思考にプラスもマイナスも存在しません。

プラス思考にならなければいけない、という考え自体が間違いではないでしょうか。

世の中にプラスという存在を認めると、同時にマイナスという存在も認めたことになります。

ですから、プラスやマイナスという概念を捨ててしまえばよいのです。

あなたの脳内にプラス思考とマイナス思考というものが存在するのであれば、それはとても危険なことです。

究極のプラス思考になると、「俺はビルを飛び降りても、翼が生えてくるぜぇ」などと、とんでもない答えを出してしまうかもしれません。

あなたが、プラス思考教の信者であれば、マイナス思考を邪教のように毛嫌いするでしょう。

そして、マイナス思考に陥ったときに、自分を責めるはずです。

頑張れない自分に罪悪感を抱いてしまうなんてこと、あなたはありませんでしょうか?

そもそも、罪悪感なんてものも人間が作った、正確にいうとある宗教が作った考え方です。

人間が作ったものに振り回されるなんて、今の環境問題にも似ていますね。

世の中で、うつ病というものがあります。

私も売れない住宅営業マンのときに心が病んで、円形脱毛症になったことがあります。いまでも後遺症で円形脱毛症が二箇所残ってしまっています。

私も、当時は自分を責めました。頑張りきれない自分を責めました。頑張りたくても頑張れない自分に嫌気がさしました。

そんなときに私は思いました。

人間いつか死んでしまう。
お金はお墓まで持っていけない。
今の会社をクビになったとしても、なんとかご飯は食べられる。
最悪、生活保護だってある。

それなら、適当でいいやって開き直ったんです。

笑い話のようですが、それ以来、心が軽くなって、復活劇を果たせました。

頑張れるときは、徹底して頑張る。
頑張れないときは、徹底してサボる。

ビジネスは長距離走。

心の水分補給を間違えれば、最後まで走り抜けることはできません。

まずはご相談ください

自社の課題を整理し、最適な研修・育成の方向性を明確に。 PDCAに精通したコンサルタントが、現状に合わせた具体的な選択肢をお伝えします。

浅井 隆志
著者情報

浅井 隆志

代表取締役

現場変革のスペシャリスト。PDCAの学校代表 浅井隆志 KDDI、スバル、SoftBank等の大手企業をはじめ、全国で精力的に講演・研修活動を展開。新聞や雑誌など数多くのメディアでも取り上げられ、全国から講演依頼が殺到。「現場で成果を出すための実践的な指導」に定評がある。

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