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新入社員とは?新卒社員・中途採用社員と何が違う?

「新入社員」という言葉には、新卒採用だけでなく中途採用も含まれます。では、それぞれの立ち位置や求められるスキルにはどのような違いがあるのでしょうか。

本記事では、いまさら聞けない新入社員の基本知識を整理し、新卒・中途・第二新卒それぞれの強みや、入社後にスムーズに業務へ入ってもらうためのコツをまとめました。初めて部下や後輩を迎える方にもおすすめの内容です。

この記事でわかること

  • 新入社員の定義と新卒・中途・第二新卒それぞれの立ち位置の違い
  • 新卒社員の将来性と中途採用者の即戦力性に期待される役割の差
  • 新卒社員の挫折を防ぎ定着を促すための継続的なフォロー体制
  • 中途採用者が孤立せずスムーズに業務へ入るための環境づくりのコツ
  • 適切な研修とサポートを通じて離職率を低下させ戦力化を図る手法
目次

新入社員とはどんな人のことをいうか

新入社員とは、その名の通り、新しくその企業に就職した社員のことです。大きく分類すると、新入社員には、「新卒社員」と「中途採用社員(中途採用者)」があります。

どちらも新たに就職してきた人のことを指しますが、以下のような違いがあります。

  • 新卒社員:学校卒業後、初めての就職活動で採用された人のこと
  • 中途採用社員:基本的に新卒採用以外で採用された人のこと

※新卒採用で入社した企業を3年以内に退職した人のことを「第二新卒」と呼ぶケースもあります。

新卒社員に期待されること

社会経験がないものの、年齢が若いこともあり企業としては長く働いてくれる存在であることを期待しているほか、若い人ならではの柔軟性を求めることが多いです。

中途採用社員に期待されること

社会人としての経験もあるので、基本的なビジネスマナーを身に付けているのはもちろんのこと、即戦力としての活躍が求められています。他社での実務経験を持つ人を指すため、過去の経験を活かした働きが期待されます。

また、どちらの場合も入社から1年くらいまでの時期は「新入社員」という扱いになります。新入社員は、まだまだ会社に慣れておらず、覚えなければならないことがたくさんあることから、手厚く面倒を見てもらえる期間だともいえるでしょう。

企業にとってはこれから会社を担っていく存在であり、大きな期待が寄せられています。

新卒社員の特徴

新卒社員は、さまざまな研修が用意されているので、基礎的な知識などを学び、働くための準備をした上で業務に取り組むことができます。また、同期入社の仲間がいるケースもあり、協力し合ったり、相談したりできる相手を見つけやすいといえるでしょう。

中途入社の場合は、前に働いていた職場と新しく入社した職場でルールや業務内容が異なって戸惑ってしまうことがありますが、新卒入社であればそういった心配はありません。

社会経験が浅く、基本的なビジネスマナーを身に付けていない方もいますが、今後の成長が期待できる存在です。

中途採用社員の特徴

中途採用社員は社会経験が豊かで、過去の経験を活かして働くことが期待されています。新卒に比べると教育コストが低いのが魅力だといえるでしょう。即戦力としての働きも期待できます。

中途採用社員の中でも第二新卒の場合、基本的に新卒採用された会社を3年以内に退職した人のことを指すため、即戦力や経験というよりも新卒社員に近い立場として採用されることがあります。新卒社員と同じく若いものの、社会人としての経験があるので基本的なビジネスマナーを身に付けている点や、業務に関する基礎知識があるのが第二新卒だといえるでしょう。

新入社員への対応はどうすればいいか

新入社員の対応を考える際には、新卒社員と中途採用社員で異なる対応が必要です。

新卒社員の場合

新卒社員はさまざまな不安を抱えて入社してきているので、精神的な面でのサポートが重要です。特に教育研修期間中に挫折してしまう方もいるので、気にかけましょう。

また、配属直後に業務などに関する不安や悩みを抱えてしまう方がいるので、継続してサポートしていくことが大切です。

ポイント

入社3ヶ月後以降に体調を崩す新卒社員が多いため、このあたりを見計らって面談の場を設けて話を聞いてみることがおすすめです。

とはいえ、新入社員とのかかわり方で悩みを抱える先輩社員も少なくはありません。特にコミュニケーションの取り方を間違えてしまうと、お互いの業務に支障が出たり、離職につながってしまうケースもあります。

以下の記事では、新入社員とコミュニケーションがうまく取れない時の対策を紹介しています。具体的にどのように接すればいいか解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

関連記事

新入社員教育係の悩みで多い「コミュニケーションがうまく取れない」についての対策

中途採用社員の場合

中途採用の場合は、なかなか周りに馴染めず、それがストレスになって退社に繋がってしまうことがあります。そのため、周囲とコミュニケーションを取るための手助けをするのがおすすめです。

中途採用社員が馴染みやすい環境づくり

  • 入社後、社内で紹介をする
  • 上司や研修担当者が昼食に誘う
  • メンター制度を取り入れて相談しやすい環境をつくる

また、中途採用の場合は、新卒採用ほど丁寧な研修が用意されていないことも少なくありません。一方で、研修がなかったために業務内容や仕事の進め方についてよく理解できず、取り残されてしまうケースがあるため注意が必要です。

中途採用社員のための研修もしっかり用意しておきましょう。

それぞれに合わせて対応していく必要がある

新入社員とは何かについて解説しました。新卒社員や中途採用社員それぞれで特徴が異なるため、よく理解したうえで適切に対応を考えていきましょう。

いずれの場合も、就職直後の離職を防ぐためには、万全の受け入れ準備をして迎え、丁寧なサポートをしていくことが重要です。新入社員にとって働きやすい職場づくりができれば、離職率を低下させることができます。

長く働いてくれればそれだけ戦力になるので、現在の受け入れ準備や、研修、サポートで十分か考えてみてください。

まずはご相談ください

自社の課題を整理し、最適な研修・育成の方向性を明確に。 PDCAに精通したコンサルタントが、現状に合わせた具体的な選択肢をお伝えします。

浅井 隆志
著者情報

浅井 隆志

代表取締役

現場変革のスペシャリスト。PDCAの学校代表 浅井隆志 KDDI、スバル、SoftBank等の大手企業をはじめ、全国で精力的に講演・研修活動を展開。新聞や雑誌など数多くのメディアでも取り上げられ、全国から講演依頼が殺到。「現場で成果を出すための実践的な指導」に定評がある。

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