若手・新卒・新入社員のビジネスコミュニケーションはどうしたら身につけられる?

2021.04.25

若手・新卒・新入社員のビジネスコミュニケーションはどうしたら身につけられる?

仕事を円滑に進めるうえで必要なコミュニケーション能力。
若手や新卒を採用する際に一番求めることは、数十年変わらず「コミュニケーション能力」が断トツの一位です。
今回は、若手・新卒・新入社員のビジネスコミュニケーションを、どのようにすれば効果的に身につけられるのか解説していきます。

ビジネスコミュニケーションとは

まず若手・新卒・新入社員はビジネスコミュニケーションの理解が薄い為、きちんとビジネスコミュニケーションの意味を指導しましょう。
ビジネスコミュニケーションとは「仕事上において、言語・文字・身振りなどを媒介として、互いに意思や感情、思考を伝達し合う」ことです。
要するに“仕事”という活動においての潤滑油です。
ビジネスコミュニケーションを円滑に取れるようになると、社内外の情報共有がスムーズになります。
その結果、ビジネスにおいて最も重要な「信頼」を得ることができます。
ビジネスの付き合いは非常にシビアで、1回でも関係が崩れてしまうと修復は困難です。
ですから、仕事を円滑に進めるためにも早期に習得する必要があります。

若手・新卒・新入社員でビジネスコミュニケーションが上手な人のポイント

それでは、若手・新卒・新入社員でビジネスコミュニケーションが上手な人は、どのような人なのか見ていきましょう。

愛想

ますは愛想です。「コミュニケーションなのにいきなり愛想?」と思いませんでしたか?
ビジネスコミュニケーションが上手な人には、事実として愛想が良い人が多いです。
コミュニケーション能力の高い人と低い人の差として、周囲の人間関係が挙げられます。
コミュニケーション能力が高いと、必然的に周囲との関係性も良い傾向にあり、誰にでも近付きやすい雰囲気が出ています。
結果、上司や先輩からもアドバイスを貰えるので、コミュニケーション能力が上達しやすいのもあるでしょう。
まず若手・新卒・新入社員は、愛想を意識するところからはじめましょう。

ポジティブ

ビジネスコミュニケーションの高い人は、ネガティブな言葉をあまり口には出しません。
ネガティブな物言いをしてしまうと、周囲の印象が悪くりがちです。
特にお客様に対してネガティブな言葉が多い人は、お客様と良い関係値を築くことができません。

一方で、ポジティブな発言が多い人は常に前向きな態度なため、話している相手までもが気持ちよくなり、明るくなれます。
話していて、楽しい、明るくなれるということも、ビジネスコミュニケーションでは必要なスキルです。

相手の目を見て話す

ビジネスコミュニケーションが上手な人は、相手の目を見て堂々と会話をしています。
何度も言いますが、ビジネスにおいて大切なことは「信頼」です。
相手の目を見てまっすぐ話すことで、信頼感を出すことができます。

逆に、どこを見て話しているのかわからない人には不信感を感じます。
ビジネスにおいて信頼されると、相手から警戒されにくく、本音のコミュニケーションを取ることができます。
結果、お客様の悩みや課題、相手の伝えたい本質でのコミュニケーションを取ることが可能になります。

否定をしない

ビジネスコミュニケーションの高い人は、人の話をあまり否定しません。
反論がある際には、相手の主張を真っ向から否定をせず、相手の意見として受け止めてから反論します。
相手の意見を受け止めてから反論をしないと、相手は「ただ否定された」と感じ、コミュニケーションが円滑になりません。
相手の意見を認めたうえで、建設的な話をすることでコミュニケーションは円滑になります。

ビジネスコミュニケーション能力を向上する方法

若手・新卒・新入社員でビジネスコミュニケーションが上手な人のポイントを解説しましたが、ここからはどのようなことを行えばビジネスコミュニケーションが上手になるか、解説していきます。

常にスキルを収集させる

コミュニケーション能力は伸び悩にくいと思っている人が多いですが、ビジネスコミュニケーションは多くのスキルやテクニックで構成されているため、正しい知識とトレーニングさえ行えば誰しも上達が可能です。

代表的なところで言うと、ラポールスキルや心理学を用いたアンビバレンス
(わからない方はぜひ検索してみてください!)
多くの人がスキルを知らないため、実践ができていないのです。
ビジネスコミュニケーションスキル=センスではなく、自分のトレーニング次第ですので、
若手・新卒・新入社員にはコミュニケーションスキルを自分で収集させることが上達の一歩です。

テーマを決めてトライ&エラーを繰り返そう

ビジネスコミュニケーション能力を磨くことは、身体(筋力)を鍛えるようなもので、 すぐに身に付きません。
ですから、スキルを収集した後はテーマを1つ絞ってスキルを実践することで方法を覚えることで自然と使えるようになり、そしてそれがどんどん洗練され、本当の自分の実力になります。
若手・新卒・新入社員にオススメのビジネスコミュニケーションのテーマは「報連相(報告・連絡・相談)」です。
上司に伝わったかどうか都度確認、フィードバックを貰うことで、ビジネスコミュニケーションスキルが上達します。

上手な人からスキルを奪う

実は最も上達するうえで、近道な方法と言われています。
自分の近くで一番仕事のデキる上司、先輩が普段どのようなことを実践しているか観察し、同じ行動を実践しましょう。
仕事のできる上司は、どんな風にお客様に声をかけるのか。
どのようなビジネスメールで、気遣いや伝え方を工夫しているのか。
プレゼンテーションを行ううえで、どのような点を気を付けているのか。

この際の注意点として、中途半端に真似るのではなく、徹底的に真似ることが重要です。 実際に本人にアドバイスを求める際には、
「○○さんだけがやっていて他の人がやっていないポイントってどこですか?」と聞くと、デキる上司、先輩の本質のコミュニケーションスキルを聞くことができるので、試してみてください。

新入社員研修を受ける

費用をかけられるのであれば、研修を受講しましょう。特に新入社員研修では、社会人に取って必要不可欠なビジネスコミュニケーションスキルを学ぶことができるので、受講してみてください。
その際に座学形式ではなく、ワーク形式の研修を選択しましょう。
座学ではコミュニケーションスキルは身に付きません。
実践が伴う研修にしましょう。

まとめ

今回は、若手・新卒・新入社員のビジネスコミュニケーションを身に付ける方法、ポイントについて記載しました。
社会人にとって必要不可欠なスキルなので、1日でも早く身に着けられるよう、本人だけではなく、周りがサポートしてあげることも忘れずに、
若手・新卒・新入社員を成長させましょう。

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