【悲報】新入社員、アンケートで働き方について本音を吐露してしまう。
2024.11.03
今回は新入社員を対象としたアンケート結果をもとに最近の新入社員の本音について迫りたいと思います。
目次
① 定年まで働きたい新入社員は約2割!?
② 最近の新入社員は個人志向が強い?
③ まとめ
では見ていきましょう。
① 定年まで働きたい新入社員は約2割!?
2019年6月13日、株式会社マイナビが新卒で入社した男女600名を対象とした「2019年新入社員1カ月後の意識調査」の結果を発表しました。
そこで「あなたは、今の会社で何年ぐらい働くと思いますか?」と質問したところ、「定年まで働き続ける」と回答した人は全体でわずか21.8%という結果になりました。
転職を想定している年数については「5年以内」が約37%で、その内「3年ぐらい」と想定している新入社員は13.3%となっています。
これは「大転職時代」と言われている2020年において、新入社員をはじめとした若手にとって「転職」は当たり前になりつつあることの表れと言えます。また新卒一括採用、終身雇用、年功序列の日本型採用の変化とも取れます。
実際、弊社の新入社員の友人にも「今の会社にずっといる気はない」「転職していろんな経験をしたい」と述べる人がいるそうです。よその話だろうと思うのは危険な時代になっているのかもしれません。
「ずっと(長く)働きたいと思わない理由」についての質問では、「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」と回答した人が44.4%で1位になりました。続いて「転職でキャリアアップしていきたいから」が29.7%、「色んな会社で経験を積んでいきたいから」が28.9%という結果になりました。
「同じ会社でキャリアを積みたい」というよりかは、「いろんな経験をしたい」「ライフステージに合った様々な働き方をしたい」という気持ちが最近の新入社員には強いようです。
② 最近の新入社員は個人志向が強い?
他にも昨年6月には、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが「2019 年新入社員意識調査」の結果を発表しました。
そこでは「社会人として働いていく上で大切にしたいことは何ですか?」という質問に、最多となる43.8%の人が「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」を選択していました。この割合は10年間の調査で5.8%上昇しており、過去最高の数値になっています。
続いて多かったのは「社会人としてのルール・マナーを身につけること」の42.2%ですが、こちらは過去最低となる数値です。前年は1位を獲得した選択肢だったものの、同年の調査では2位と順位が逆転する結果になりました。
アンケートを通して分かるのは、今年の新入社員が仕事に関する専門知識やスキルの入手を強く重視しているということ。個人としてのスキルアップを目標とすることで、職場に依存しない働き方を目指している人が多いのかもしれません。
逆に言えば、仕事に関する専門知識やスキルを入手できる教育制度や環境をしっかりと整備しておくことが、採用の際にたくさんの就活生が応募してくれる可能性が高まります。
「どうせ辞めるなら投資しなくていいや」と思うか、「教育制度を整えることでたくさんの人材に来てもらおう」と思うかはそれぞれだと思いますが、新入社員のニーズは常に把握しておく必要があります。
③ まとめ
今回は新入社員を対象としたアンケート結果をもとに最近の新入社員の本音について迫ってきました。
「定年まで働き続ける」と回答した人は全体でわずか21.8%に留まりました。
「同じ会社でキャリアを積みたい」というよりかは、「いろんな経験をしたい」「ライフステージに合った様々な働き方をしたい」という気持ちが強いようです。
また、「社会人として働いていく上で大切にしたいことは何ですか?」という質問に、最多となる43.8%の人が「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」を選択していました。この割合は10年間の調査で5.8%上昇しており、過去最高の数値になっています。
仕事に関する専門知識やスキルを入手できる教育制度や環境をしっかりと整備しておくことが、採用の際にたくさんの就活生が応募してくれる可能性が高まります。
ぜひこの記事をきっかけに皆さんの会社の新入社員の本音に迫り、どんなキャリアプランがあるのか、どんなことを働く上で大切にしたいのか聞いてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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