【2025年新入社員調査】77%が「長く働きたい」、約4割が目標を理解できていない実態

【2025年新入社員調査】77%が「長く働きたい」、約4割が目標を理解できていない実態

【2025年新入社員調査】77%が「長く働きたい」と回答も、約4割が目標を理解できていない実態が明らかに

〜「自己成長」への意欲が過去最高、キャリア志向の高まりが離職リスクにも〜

株式会社PDCAの学校(本社:東京都品川区、以下「当社」)は、2025年4月下旬から5月上旬にかけて、当社主催の「ビジネススキル研修」を受講した新入社員および若手社員462名を対象に意識調査を実施しました。本調査により、2025年度の新入社員が抱える本音と、企業が取り組むべき課題が浮き彫りになりました。

調査概要

調査期間:2025年4月下旬〜2025年5月上旬
調査対象:212社542名に実施(有効回答数:462名)
対象業界:建設業、製造業、商社、小売、サービス、不動産、運送、環境、ハウスメーカー、人材、エネルギー、レジャー、医療、IT、印刷、教育、金融
対象地域:新潟、宮城、東京、富山、長野、静岡、愛知、兵庫、大阪、広島、香川、福岡

調査結果サマリー

1. 入社後のギャップ:36.6%が「あった」と回答

入社後にギャップを感じた新入社員は全体の36.6%でした。ギャップの内容は「良い意味」と「不満」の両面がありました。

【良い意味でのギャップ】

・先輩や上司が想像以上に優しく指導してくれた
・思っていたより柔らかい雰囲気だった
・自ら考え行動し、どんどん変えていける環境だった
・しっかりとした研修があり、社会人の基礎を学べている
・会社役員と従業員の距離感が近く、親しみやすかった
・就職活動時より充実した研修や福利厚生を受けられた

【不満としてのギャップ】

求人票に記載されていた内容と実際が異なっていた
・希望する部署・仕事内容ではなかった
・採用担当者と配属後の上長の言うことが違う
・想像以上に体力を使う仕事だった
有給が取りにくい、残業についての認識の違い
・選考やインターンで関わっていた人とあまり関わらなくなった
・入社3年目程度の先輩社員が頻繁に退職している

2. 長期就業意向:77%が「長く働きたい」(前年比3.4%増加)

「今の会社で長く働きたいと思いますか」という質問に対し、77%が「はい」と回答。前年度より3.4ポイント増加しました。

【長く働きたい人の主な理由】

やりがいがあり、今後の成長も期待できる
・若いうちから挑戦させてくれるから自己成長できる
・考えて行動した結果を評価してくれる
・新しいことに挑戦させてくれ、働きやすい環境を作ってくれる
・上司・先輩方に尊敬できる方が多い

前年度と同様に「自己成長」「やりがい」「社風」「上司との関係性」に関する回答が圧倒的に多い結果となりました。

【長く働きたくない人(23%)の主な理由】

・自分に今の職が合っているかわからない
・もっと大きく成長できる場所があると思う
将来の想像ができない、未来が見えない
・昇進の幅が少ない、スキルアップのために辞める予定
業務内容のギャップ
キャリアアップに限界があると思う

昨年は「上司=自分の将来像」と重ねる傾向が強く、上司が尊敬されないと離職を考える傾向にありましたが、2025年度はよりキャリアを意識する形に変化していることがうかがえます。

 

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3. 目標伝達の課題:約40%が目標を理解できていない

「業務上の目標や期待を(上司・会社から)伝達されていますか」という質問では、深刻な課題が明らかになりました。

伝達されており、十分理解している62.6%

伝達されているが理解しきれていない27.2%

伝達されていない(定まっていない)10.2%

約40%の新入社員・若手社員が、目標を理解できていない、あるいはそもそも伝達されていない実態が浮き彫りになりました。

4. 仕事のモチベーション:「自己成長」が81.1%で最多(前年比4.9%増加)

複数回答可の選択式で仕事のモチベーションを尋ねたところ、以下の結果となりました。

モチベーション 回答数 割合
自己成長 374名 81.1%
お金 324名 70.3%
ワークライフバランス 172名 37.3%
顧客満足 107名 23.2%
社会貢献 102名 22.1%
特になし 9名 2.0%

「自己成長」を選択した受講者は前年度より4.9ポイント増加し、新入社員の成長意欲の高まりが顕著に表れています。

データから見える問題と解決策

本調査から、以下の2つの重要な問題点が明らかになりました。

【問題点】

✓ 成長意欲が高いがゆえに、理想の将来像と現状のギャップで退職を視野に入れている若手が多い

✓ 約40%の若手社員が業務上の目標や期待を理解できていない、そもそも上司や会社から伝達されておらず
ゴールを明確にできていない

💡 おすすめの解決策

・部下の成長を促進し離職を防ぐために、まずは管理職を育成する

・目標の伝達を行い、かつ定期的なフォロー(1on1面談)を実施する

上司のマネジメント力向上が急務

本調査の結果から、上司の指導の質が新入社員のモチベーションへ大きな影響を与えていることが明らかになりました。しかし、日本の管理職の多くはプレイヤーとしての優秀な実績から管理職となる人が圧倒的に多く、必ずしもマネジメント力が備わった状態で部下指導を始めるわけではありません従業員300名未満の企業では、管理職候補育成のための研修を実施している企業はわずか36%というデータもあり、6割以上が部下指導を学ばないまま管理職となり「感覚的指導」をしてしまっているのが現状です。

また、日本の管理職の多くはプレイングマネージャーであり、指導・育成に時間を割くことの重要性を理解していても、実際には時間を確保することが難しいという現実があります。

この状況が続くと、新入社員は指導不足により現場での成果が出ず、成長実感を持てないことが離職の要因となります。

新入社員が「辞めない企業」になるために

当社では、新入社員の定着率向上のために以下の2点を提案します。

現場の成果につながるような教育を「上司任せ」にせず、企業として新入社員へ提供する

→ モチベーションの向上につながる

上司は部下が学んだ内容を把握し、現場で部下をサポートする

→ より成果につながりやすい状態へ(成果を得る=成長を実感)

株式会社PDCAの学校について

設立以来15年間で延べ5,000社以上、110,155名の人材育成を支援してまいりました。
他社合同型の新入社員研修を4月〜9月にかけて全11日間のコースで開催しており、「採用人数が少なく、体系的な教育ができない」「教育にかける社内のリソースが不足している」などのお悩みを解決いたします。人材開発助成金の活用事例もございます。

会社概要

会社名:株式会社PDCAの学校
所在地:東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス 19階
電話番号:03-6417-0520
メール:jimukyoku@pdca-school.jp
URLhttps://pdca-school.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社PDCAの学校
TEL:03-6417-0520
E-mail:jimukyoku@pdca-school.jp

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