新人社員研修とは?即戦力にするための新人社員研修について
2020.12.01
新人社員でもしっかりとした社員研修を行うことにより、即戦力として活躍してくれる人材に成長します。成功のためには、どのような新人社員研修を行うのかが非常に重要です。
新人社員研修を実践する際には重視すべきポイントとはなにか、即戦力を求めている際におさえておきたいこととはなにかなどを紹介します。
即戦力となる新人社員研修のポイント
新人社員にはできるだけ即戦力になって欲しいと考えてしまいますが、そのためには効果的な新人社員研修が必要です。まず、新人社員研修における目的やゴールを明確化しましょう。 優先して考えたいことは、いかにして人材を定着させるかです。いろいろ工夫し、お金をかけながら新人教育をしていたものの、すぐに会社を辞められてしまい、社員不足や教育コスト面でも頭を抱えている企業もあります。 早期離職の大きな原因は、入社したものの自分が持っていたイメージと異なる、会社に馴染めないといったものが代表的なので、これらをカバーするための新人社員研修が必要です。できる限り入社後のギャップを小さくする、新人社員が会社になじみやすい環境を作るといったことを新人社員研修で実現しましょう。
新卒や中途まで即戦力を早めるオンボーディング
新卒から中途まで、効率よく社員を育てたいと考えている方におすすめなのが「オンボーディング」です。オンボーディングとは、新人社員ができる限り早く会社の環境になじみ、即戦力として活躍できるようにサポートする仕組みのことをいいます。 新人社員のみではなく、中途入社した転職者なども含み、特定の業種や職種にかかわらず、すべての職場環境で応用できるのが特徴です。会社全体で協力し、新しく入ってきた社員を迎え入れるためのフォローや研修を行うことによって、新人社員は入社後のギャップを感じにくくなりますし、すでに働いていた人は、新人がどのようなサポートを必要としているのか明確にわかるようになるので、相互理解を深めることができます。
新人社員研修のオンボーディング活用方法
実際にオンボーディングを新人社員研修に取り入れたいと考えた場合、どのように活用していけば良いのかについてご紹介します。
基本プランの作成
まずは基本プランと呼ばれるものを作成しましょう。一般的には長期スパンでスケジュールを組み、その中で何を実施すべきか、どこまで達成すべきかといった目標を作ります。
オンボーディングは即戦力を鍛えるに効果的な方法ではありますが、入社してすぐに成果を上げることができるわけではなく、数ヶ月~1年程度のスケジュールを通して即戦力になるための準備を整えていく方法だと考えましょう。
基本プランでは、例えば新人社員を受け入れるための準備として、近くで支えてくれるブラザー・シスターを設定したり、必要な物品を準備したりする作業が必要です。他にも社員や各部署への紹介などを行います。それから、自社への理解を深めてもらうため、経営会社概要、社内で使われることが多い用語などを知ってもらうためのプランも作成しましょう。
また、具体的な目標の設定や、それを実現するためのスキル習得に関するフォロー、実際に実践したうえで進捗のケアをしていくことも重要です。
できれば、採用者個別にプランを作りましょう。まずは新人社員全体で活用できる基本プランを作り、それを個人に合わせて少しずつ調整していくのがおすすめです。
実行とフォローと改善
ただ作成したプランを実施して終わりにするのではなく、組織全体でフォローしていくことが重要です。新人社員がつまずいていることや、相談したいことがあった時にすぐに反応できるよう、対応する社員の役割を明確に決めておきましょう。
実施していく中でうまくいかないことや、新人社員がつまずくようなことがあった場合は都度見直していくことが大切です。
オンボーディング導入の効果とメリット
オンボーディングを取り入れることにより、離職率を抑えることが可能です。指導者個人が対応するのではなく、組織全体で新人社員をサポートしていく形であるため、新人社員は入社後早い段階で組織になじみやすくなり、入社後のギャップを抑える効果も期待できます。
これにより即戦力化が早くなるのも大きな魅力です。
また、基本プランを作り、その中で役割を分担することによって、一つの受け入れ部門にのみ負担が集中してしまうことを避けられるのが魅力です。OJT指導者の負担を減らすためには、先述したブラザー・シスターを任命する方法も効果的なので、試してみてはいかがでしょうか。
組織全体で新人を支えていきましょう。
新人社員研修ではオンボーディングを取り入れるのがおすすめ
新人社員にはできるだけ早く即戦力になって欲しいと考えますが、実際にはその前に離職してしまう人も多く、採用や新人育成にかけたコストが無駄になってしまうケースが少なくありません。
これを避けるためにはご紹介したオンボーディングを取り入れるのが効果的なので、ぜひ試してみてください。特に、新人社員を採用できてもすぐ離職してしまうことに悩んでいる企業におすすめです。
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