すぐに辞める社員の7つの特徴と離職を防ぐ方法
すぐ辞める人の特徴をきちんと理解することで、採用の成功や社員教育のヒントに繋がります。
本記事では、仕事をすぐ辞める人の特徴を解説していきます。社員のどこを見ればいいのか、具体的に見ていきましょう。
この記事を読んでわかること
- 仕事をすぐやめてしまう人具体的なの特徴
- 社員がすぐに辞めないようにするためにできること
目次
どんな人が仕事をすぐに辞めてしまう傾向にあるか
まずは、どんな人が仕事をすぐに辞めてしまう傾向にあるのかを見ていきましょう。特徴は7つあります。
精神的に追いつめられやすい
1つ目の特徴が「精神面」です。 精神的に追いつめられやすい人は、必要以上に自信をなくしたり落ち込んだりする傾向があります。
仕事をしていくうえで、失敗や上司からの叱責は、誰しもが経験をするでしょう。 精神的に追いつめられやすい人は、このような経験で落ち込み、 「自分はダメだ」 「どうせ自分なんて」 と自分を卑下することが多いです。
結果、仕事が楽しくなくなり、嫌になって逃げるように辞めてしまうのです。
やりたい仕事が把握できていない
2つ目の特徴は「仕事の把握」です。
すぐ辞めてしまう人は、どんな仕事を心からやりたいか、明確ではありません。 転職先で少なからず仕事や人間関係で悩んだ際に、 「やりたい仕事じゃないし、転職しよう」と安易に考えてしまうものです。
このような状態にならないためにも、意欲を持って取り組める仕事を選ぶことが重要です。
被害者意識が強い傾向にある
3つ目は「被害者意識」です。
「被害者意識」とは、自分は被害を受けていないのに被害を受けていると思い込むことや、自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者に転嫁し、自分こそが被害者だと思い込むことを言います。
被害者意識が強い人は、「自分は被害者なのだから悪くない!悪いのは他の人だ!」 と他者や周囲を責めます。結果、環境探しに走り、すぐに仕事を辞めてしまいます。
コミュニケーションが苦手
4つ目は「コミュニケーション能力」です。
コミュニケーションが苦手な場合、人間関係に苦戦します。仕事をするうえで、社内の人や取引先とコミュニケーションを取る必要がありますが、コミュニケーションが苦手な場合は、次のような問題が生じる可能性があります。
- 会社や取引先と関係を築けない
- 業務を抱え込んでしまう
- 疎外感を覚える
など、人間関係にも行き詰まってしまい、仕事を辞めてしまいます。 会社を辞めても、人間関係のわずらわしさから逃れられるだけで、 根本的な解決にはならないので、注意が必要です。
辞め癖がある
5つ目は「辞め癖」です。
すぐ仕事を辞めてしまう人の中には、辞め癖がついてしまっている人がいます。 辞め癖がついていると辞めることへの抵抗が薄れているため、大変なことや辛いことがあると、軽い気持ちで辞めてしまう傾向にあります。
高い理想を持っている
6つ目は「理想の高さ」です。
理想が高い人は、現状に満足できず「さらにいい条件の会社があるかもしれない」と、よりよい環境を求め続けます。 しかし、すべてが理想どおりにいくことはなく、環境探しに走り辞めてしまいがちです。
我慢できない
7つ目は「我慢ができない」です。 仕事をしていると、嫌なことも良いこともたくさん起こります。 嫌なことが起こった際に「なんでこんなことをさせられるんだ、辞めてやる」と、我慢できずに辞めてしまう人がいます。
嫌なことばかりに目を向けるのは避けるようにしましょう。
次の章では、この特徴を踏まえて仕事をすぐに辞めないための方法を解説していきます。
仕事をすぐに辞めないための方法
仕事をすぐ辞めることには、一般的にはデメリットのほうが多いといえます。 会社として、社員が今の職場を辞めないための方法をお伝えしていきます。
また、本人の性格や考え方以外にも、職場の環境が原因で辞めてしまうこともあります。以下の記事では、新人社員がどんどん辞める職場について詳しく解説しています。辞めてしまう原因を分析したい方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
関連記事
スキルアップ研修などを行う
スキルが上がると、長続きできる可能性が上がります。 スキルアップすることで評価されることも増え、仕事を続けるモチベーションが生まれるからです。
得意な分野であれば、「熱中できる」「成果が出しやすい」 というように、仕事にやりがいが持てるようになります。 社員がスキルを伸ばすことができる環境を作るなど、「辞めないきっかけ」を会社側で作り出してあげましょう。
良好な人間関係を築く
良好な人間関係を構築することは、仕事を続けるうえでかなり大きなウェイトを占めます。
自分の居場所があれば、今の仕事をすぐ辞めようとは思わなくなり、自然と長続きするものです。 そして困難に見舞われた際には、周囲が相談に乗ってくれたり、サポートしてくれたりするでしょう。
社員が良好な人間関係を築くことができるように、面談制度や社内イベント、チーム制にするなど、工夫してみましょう。
不満を聞き改善に取り組む
社員が不満に思っていることを会社が把握することは、社員の離職を防ぐための方法の一つです。問題点を改善できれば、働き続けやすくなるでしょう。匿名でアンケートを取ったり、面談の際に不満を聞き出し、改善できるところから対処しましょう。
休暇取得を勧める
社員に休暇を取ってもらうことも、仕事を辞めないためのおすすめの方法です。 休暇を取ることで仕事からしばらく離れられるため、 社員にとってはリラックスでき、じっくりと今後のことを考えるいい機会になります。
まとめ
今回は「仕事をすぐ辞める社員の特徴」について解説いたしました。
せっかく入社してもすぐに辞めてしまってはお互いに不幸になるので、面接の際には「この応募者はすぐ辞める人かどうか」という目線で見ることも重要です。
そして、既存社員にも積極的に働きかけを行い、会社としてできる対策をとっていきましょう。
浅井 隆志
代表取締役
現場変革のスペシャリスト。PDCAの学校代表 浅井隆志 KDDI、スバル、SoftBank等の大手企業をはじめ、全国で精力的に講演・研修活動を展開。新聞や雑誌など数多くのメディアでも取り上げられ、全国から講演依頼が殺到。「現場で成果を出すための実践的な指導」に定評がある。