企業向け研修サービスPDCAの学校
導入事例
  • 新人・若手向けビジネススキル研修

株式会社鳥梅

”違う風”を吹き込む教育改革 – 単調な日常から付加価値提供できる人材へ

導入の背景と課題

  • マンネリ化したOJT: 先輩の横で見て覚えるだけの単純な教育から脱却できず、新しい指導風土を求めていた。
  • 将来への不安と離職懸念: 毎日同じ業務サイクルの繰り返しで、若手が10年・20年後の自身の成長を描きにくかった。
  • 提案力の不足: 単なる配達業務に留まり、顧客の魅力を引き出す「食材の提案や付加価値の提供」への視点が欠けていた。

提供した研修・施策

  • 営業に特化した長期研修: 自社では教育が難しい、新卒営業社員のスキルを段階的に高める実践プログラム。
  • 本音のヒアリングと分析: 受講生の思考や現在抱えている課題を、外部視点から都度ヒアリング。
  • 成長プロセスの可視化: 半年間の経過の中で、受講生が伸びているか停滞しているかを定期的にデータ化して共有。

変化・成果

  • 受講生の「本音」の把握: 分かった振りを防ぎ、社員が今本当に考えていることに合わせた指導が可能になった。
  • 的確なアプローチの実現: 上司の思い込みによる的外れな指導がなくなり、次の育成方針が正確に定まるようになった。
  • 指導の正当性の検証: 今の指導方法が正しいかどうかを、分析結果を基準に振り返るきっかけができた。

研修後のデータ

  • 分析結果の見える化: 定期的な推移データにより、受講生の成長や課題が客観的事実として組織内で共有された。
  • 主観から客観への指導転換: 「こう思っているだろう」という推測を排除し、正確なヒアリングデータを基にした面談が定着。
  • 育成PDCAの質向上: 課題・分析のサイクルを社内が理解したことで、組織の受け入れ体制側のPDCA精度が向上。

企業情報

株式会社鳥梅

食肉卸売業

事業内容: 食肉及び食肉加工品の加工及び販売、冷凍食肉及び冷凍食肉加工品の加工及び販売、惣菜類の製造及び販売、食料品の販売、割烹並びに飲食店の経営

企業規模: 従業員数 108名

コーポレートサイト: https://www.toriume.co.jp/

創業92年、食を通じて町に活気をもたらす老舗食肉会社

Q:貴社の事業内容と強みについてお聞かせください

弊社は鶏肉を販売する目的で起業した会社で、今年で創業92年を迎える食肉業界の老舗です。基本的には鶏肉を販売していますが、今では牛肉、豚肉をはじめとした畜産品全般を取り扱っており、また加工品などアレンジの効いた商品も取り扱っている食肉会社です。

Q:競合他社との違いや貴社の強みは何でしょうか?

弊社の強みは、取引先ごとに売上や数量が偏らないという方針で取引基準を設けており、1社に依存しない経営方針を持っていることです。

もう一つの強みは配送力です。ロードサイドにある1件1件、多種多様なお客様がいらっしゃいますが、その1件1件と取引させていただき、満遍なく仕事をさせていただいているのが弊社の特徴であり、強みです。

Q:「町ぐるみ」で事業を展開されているとのことですが、具体的に教えてください

人口減少によって町自体がだんだん寂しくなってきている中で、「食べる」ということは人はやめません。人は必ず食べることを目的にお店に集まってきます。弊社は食材を通してお客様を手助けし、協力させていただくことで、そのお客様が人を引き入れてくれる。そういったことが重なって町の活気に繋がっていくと考えています。

私たちは食肉を通して町ぐるみで貢献していきたい、そういった思いで仕事をしています。

帰ってきてホッとできる職場づくり

Q:貴社の社風や、活躍する人材の特徴についてお聞かせください

活躍する条件としては、まず行動力が第一です。2つ目に人と接すること、コミュニケーション能力。この2つがあれば、当社では必ず活躍できると思います。

社風に関しては、上も下も関係なく、なんでも相談できて、会社に帰ってきてホッとできる空間づくりに力を入れています。

Q:「ホッとできる雰囲気づくり」のために具体的にどのようなことを意識されていますか?

上司だから話しづらいとか、同期としか相談できないとか、人それぞれ特徴があると思います。でも一番いいのは、困った時に一番頼りにできる人に相談できたり、愚痴を言える環境づくりが必要だと考えています。上司にはそういう関係でいてもらいたいと思っています。

そのためのきっかけ作りとして、年に4回、部署長面談を一人ひとり実施しています。また、年1回、社長面談を全社員と行っており、会社に入った以上、何か自分も変えたいと思っていることを発言する機会を作っています。こうした取り組みによって、日常的に言いやすい環境を作り、外で嫌なことがあっても帰ってきたらホッとできる空間づくりを実現しています。

シンプルなOJTから専門的教育への転換

Q:新入社員研修を導入される前、どのような課題を抱えていらっしゃいましたか?

シンプルなOJTしかしていませんでした。専門的な教育というものを求めていましたし、正直、格好がいい見せ方というのも求めていました。

営業であれば、トラックに乗って先輩社員と同行し、横に座って手伝いながら見て覚える。そういったOJTはどこでもできるところなのでしょうが、何の変化もないし、新しい教育ではありません。違う風を入れたかったというのが、ずっと思っていた課題感でした。

視野を広げ、付加価値提供できる人材への成長

Q:教育に力を入れようと考えた一番のきっかけは何でしたか?

当社の仕事は分かりやすいんです。注文を受けて、トラックに積み込んで、お客様に届けて、また明日の注文をもらう。このサイクルが毎日繰り返されるので、変化がありません。この変化がない仕事を毎日こなして、自分のやりがいに繋がるか、10年後、20年後の自分の成長やステップアップを考えた時に、想像しにくいという悩みを持つ社員が結構います。

視点を変えることは当社でもできますが、もっと分かりやすいのは、他の会社の同い年の新入社員の話を聞くことで、「自分と同じことを思っているんだな」と共感することだと思いました。

また、同じ毎日にしないために、お客様に何を提供できるか、違いを出せるか、というのが次のステップアップです。そういったことをどんどん考えていくことが、離職防止にも繋がると考えました。

お店がその魅力を最大限出すために、どういった食材を提案できるのか。私たちは作る側ではないので、そこまでですが、一緒に考えたり提案するというのが当社の仕事だと思っています。

PDCAの学校を選んだ3つの理由

Q:様々な研修会社がある中で、PDCAの学校を選ばれた理由を教えてください

理由は3つあります。1つ目は、頻度的に詰まっているわけではないけれども、長期的に研修を受けられて、社員の変化を感じるための期間も適度な長さがあったことです。

2つ目は、営業に適したプログラムになっていることです。新卒の営業社員を預ける環境として、当社が教えられないことを教えてもらえるというのが非常にありがたいと思いました。

3つ目は、担当者の人柄が非常に誠実で、ここに預けたいと思えたことです。

本音を知る機会が上司の指導を的確に

Q:研修導入後、どのような効果を実感されていますか?

一番ありがたかったのは、預けている社員が今何を考えているのかを把握できることです。分かっているふりをして指導しても、全然違う方向に行ったら意味がないし、逆効果になることがあります。

PDCAの学校が課題を共有し、その課題を解決するために導いてくれる努力をしてくれます。また、半年という経過の中で、その都度、分析結果で伸びているのか停滞しているのかを見える化してくれます。これが非常にありがたく、当社がどう指導していかないといけないのかというきっかけと、今やっていることが正しいのかどうかを示してもらえるのが非常に助かっています。

Q:上司の方にも変化はありましたか?

「こう思っているだろう」と思っていることが全く的外れの場合もあります。PDCAの学校がヒアリングをしてくれるので、本音を知る機会をもらえることが上司として一番ありがたいです。次のアプローチがより正確に、定まりやすくなっています。

PDCAサイクルの好循環を目指して

Q:今後、PDCAの学校に期待することはありますか?

社名にある通り、PDCAの循環というのがイメージできました。それを、次に新しい人をお願いした時に、今回体験できたことをもっと好循環するために、当社はどう考えて行動していくのか。PDCAの学校もどういう風に指導内容が変わっていくのかを、もう少し勉強したいと思います。

課題やヒアリング、分析のサイクルが分かったので、それをどう活かしていくか、受け入れ側としてPDCAの質を上げるために何ができるかを考えていきたいです。

本田 啓晶様プロフィール

株式会社鳥梅 取締役。学校卒業後、3年間出向を経験。
帰社後、営業職に従事し、その後、経理や管理業務を担当。一貫してリクルート業務に長く携わっており、現在も採用活動や人材育成に注力している。
「食を通じて町に活気をもたらす」という理念のもと、社員が安心して働ける職場環境づくりと、付加価値提供できる人材の育成に取り組んでいる。

 

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