企業向け研修サービスPDCAの学校
導入事例
  • 新人・若手向けビジネススキル研修

富山ダイヤモンドモータース株式会社

「10数年ぶりの新卒採用で得た教訓 – 短期研修では繋がらない、定期的な学びの価値」

導入の背景と課題

  • 教育ノウハウの風化: 10数年ぶりの新卒採用だったため、過去の教育方法が今の時代に合わず手探り状態だった。
  • 新卒社員の孤独感: 同期が社内に1名しかおらず、切磋琢磨したり悩みを共有したりできる相手がいなかった。
  • 単発研修の限界: 3〜5日間の短期研修を試したが、その場限りで終わってしまい現場での実践に繋がらなかった。

提供した研修・施策

  • 定期的な継続型プログラム: 短期で終わらせず、間隔を空けてコンスタントに受講させることで学びを定着。
  • 他社同期との交流機会: 異業種の同世代と仕事の状況を話し合い、孤独感を解消できる場を提供。
  • 宿題による現場実践の仕組み: 研修ごとに次回までの宿題を課し、学んだことをすぐに現場で実践・落とし込む流れを構築。

変化・成果

  • 意欲の大幅な向上: 研修から戻った翌日から、非常に高いモチベーションでイキイキと仕事に臨むようになった。
  • 実践によるスキルの刷り込み: 研修と宿題を定期的に繰り返すことで、ビジネスの基本や実践力が自然と身についた。
  • 孤独感の解消と安心感: 研修を「同世代と話せる癒やしの場」と捉え、社外の同期の存在が心の支えとなった。

研修後のデータ

  • 効果の持続年数「7年」: 初めて研修に参加したスタッフは、7年経った現在でも高いモチベーションを維持。
  • 若手社員の比率目標「40%」: 早期戦力化の基盤ができたことで、20代スタッフを現状の30%から40%へ引き上げる採用・育成計画が進行。
  • 中間管理職候補の育成へ: 若手の定着に成功したため、次のフェーズとして「20代後半の管理職化」という新たな育成課題へシフト。

企業情報

富山ダイヤモンドモータース株式会社

自動車販売業

事業内容: 三菱自動車正規ディーラー/新車販売・中古車販売・整備・保険など

企業規模: 従業員数 56名

コーポレートサイト: https://takaoka-mitsubishi.co.jp/

呉西エリアに完全特化した三菱自動車ディーラー

Q:貴社の事業内容についてお聞かせください

富山県の呉西エリアで三菱自動車のディーラーをしております。主には車の販売と、車検や整備を行っています。富山県の呉西エリアは公共交通機関があまり発達していないエリアで、また少子高齢化が非常に進んでいるエリアでもあり、自動車が生活の必需品となっています。

ですので、車の販売、修理だけではなく、住んでいらっしゃる方々の生活を支えるのが私たちの仕事だと思っております。

地域完全特化だからこそ実現できる強み

Q:他社との違いや貴社の強みについて教えてください

富山県の自動車ディーラーは、大体が富山市に本社があり県内全域をフォローする形か、隣の石川県金沢市に本社があり北陸3県すべてを担当する形がほぼ全てです。そんな中、私たちは富山県の呉西エリアに完全に特化した自動車ディーラーというのが非常に大きな特徴です。

元々は富山市に本社があり県内全域を担当していましたが、会社を分割して、呉西エリアと富山市エリアの2つに分けました。現在、呉西エリア専門のディーラーは富山県内で当社のみです。高岡市に2店舗、砺波市に1店舗、合計3店舗で営業しています。

Q:地域特化のメリットを具体的に教えてください

働く側からすると、転勤があった場合でもこの3店舗内なので、全て通勤範囲内です。一番離れている高岡の駅南店と砺波店でも片道20分ぐらいなので、転居を伴う移動がないというのが強みです。

お客様にとっても、車は高価な買い物ですから、「この人にお任せできる」と思って購入された担当者が、もし異動になっても20分行けばそこに会いに行けます。自分が信頼している担当者と長く付き合うことができるのは、お客様にとっても非常にメリットがあります。

敷居の低さと地域密着が生む親しみやすさ

Q:貴社の社風や働いている人材の特徴についてお聞かせください

呉西エリアに完全特化していますので、全社員の呉西エリア在住率が95パーセントです。ほぼ全ての人が呉西エリアに関わっています。

お客様もほぼ呉西エリアの方なので、何かしらの繋がりが出ることがよくあります。私もお店で友達のお母さんがお客様として来たことがありました。会社では「牧野さん」と呼ばれるのに、そのお母さんからは「やっちゃん」と呼ばれて、恥ずかしい思いもしました(笑)

自動車ディーラーは少し敷居が高いイメージがありますが、当社の場合は呉西エリアだからこそ何かしらの繋がりがあるスタッフが結構いるので、敷居が圧倒的に低いというのが特徴であり社風です。

Q:活躍している人材の共通点はありますか?

採用面接で必ず聞いていることが2つあります。

1つ目は「呉西エリアで何かしらのコミュニティに属していますか」ということです。地域のお祭りやサッカーチーム、草野球の社会人チームなど、何かしらコミュニティに属している方は大歓迎です。そこから繋がりも生まれ、お客様との接点にもなります。

お祭りなどの地域行事への参加は会社としても推奨しており、「しっかりやってきて、次の日もクタクタだろうから休んでいい」と言うぐらいです。直近では社長から参加するスタッフに富山県の有名な日本酒を渡して「頑張ってね」と励ますこともありました。

2つ目は「将来的にこの会社でどういったポジションになりたいですか」ということです。野心的でモチベーションの高い方を大歓迎しています。

また、お子さんがいらっしゃる方も歓迎しています。子供の学校行事に積極的に参加してもらうことを推奨しており、運動会の準備など、他社では休みづらいような場面でも「行っておいで」と言っています。そこで「良い会社ですね」と言われることが、会社の知名度向上や離職率低下にも繋がっています。

10数年ぶりの新卒採用で直面した教育課題

Q:研修導入前、どのような課題を抱えていらっしゃいましたか?

当社は新卒採用を10数年やっていませんでした。採用活動を再開するにあたり、過去のノウハウは10数年前のものでしかなく、社員教育も当時の方法では今の時代に全く合いません。採用も教育も非常に手探りでした。

その中で感じたのは、自社では対応できないので、外部の研修でしっかり研修してもらわないとダメだということでした。いろんな研修会社を調べ、私自身が受講しに行ってみたこともあります。

ただ、1週間や3日間、長くて5日間といった短期研修では、その場は良いのですがその後に繋がりませんでした。研修自体を考え直さないといけないと2年間やって思いました。

定期的な研修と同期との繋がりが決め手

Q:PDCAの学校を選ばれた理由を教えてください

非常に良かったのは、期間が短期間で終わるわけではなく、定期的にあるということです。

当社はその年に採用したスタッフが1名しかいなかったので、社内では圧倒的な後輩で、一緒に競う相手もいません。ある意味孤独だと思います。定期的な研修で、業種は違いますが同期と会いながら「仕事がどうだ」「この期間でどうなった」という話をしていく場は、彼女にとってかなりの癒しであり、同世代としっかり話ができる場だったと思います。

また、費用面でも、補助金や助成金の対象になることや、そのサポートもしていただけたことは非常にありがたかったです。

モチベーションの高さが7年間継続

Q:研修を受けた社員にどのような変化がありましたか?

普段から仕事は楽しくしていましたが、研修に行き始めてからかなりイキイキと仕事をするようになりました。毎回、研修後に次回までの宿題があり、具体的なことを落とし込んで実践してくるという流れがありました。研修に行って戻ってきた次の日から、毎回すごくモチベーション高く仕事をしていました。

それが定期的に、コンスタントに続いていくことで、研修が終わってからも刷り込みがされていたと思います。初めて研修に行かせたスタッフは現在7年目になりますが、7年経った今でもモチベーションの高さが続いています。

若手を40%に – 中間管理職候補の育成が鍵

Q:今後の展望と、PDCAの学校に期待することを教えてください

現在、全社員50名ちょっとの中で、20代スタッフが30%、30代が20%、残りが40代以降という構成です。今後、20代を40%、30代を30%ぐらいまで増やしたいと考えています。

若手スタッフが増えると、早期戦力化が重要になりますので、引き続き新入社員研修はお願いしたいと思っています。それ以上に大事なのが、20代後半のスタッフを中間管理職に近づけていくという意識です。先輩としての意識を持たせ、会社側の人間としての戦力化が大きな課題です。

若手スタッフが1スタッフとして活躍するだけでなく、会社の管理職側に近づいていけるような研修をお願いしたいと思っております。

牧野 泰士様プロフィール

大学卒業後、IT系企業の営業職に新卒入社。富山県への誘致企業のオープニングスタッフとして3年間勤務。
その後、地元富山への思いから転職を決意し、家業である富山ダイヤモンドモータースに入社。
営業職として7~8年勤務した後、グループ会社で営業企画を4年間担当。現在は会社に戻り、営業企画や採用関係の業務を担当している。

 

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