企業向け研修サービスPDCAの学校
導入事例
  • 管理職向け現場マネジメント研修

飛鳥電気株式会社

”何となく管理職”からの脱却 – 役員候補育成を見据えた施策で未来志向の組織へ

導入の背景と課題

  • 「何となく管理職」の常態化: 技術力や経験年数で昇進するため、マネジメントの明確な軸や責任感が曖昧になっていた。
  • 事業承継への危機感: 現役員が退いた後の未来を担う、次世代の管理職層の底上げが急務であった。
  • アットホームな社風の弊害: 良好な人間関係が、管理職に必要な「適切な緊張感」や「指導」を阻害する要因となっていた。

提供した研修・施策

  • 管理職を対象とした「管理職向けマネジメント研修」の導入
  • 伴走型教育とアフターフォロー: 研修で終わらせず、現場での実践と定着を継続的に支援するサポート体制。
  • 仕組みによる習慣化: 行動変容を促す仕組みや目標管理システムを活用し、管理職としての専門性を養う環境。

変化・成果

  • 目的意識に基づいた行動: 部下との対話や問題対応において、管理職として「どう動くべきか」を理解し実践できるようになった。
  • 未来志向へのシフト: 目の前の業務だけでなく、数ヶ月〜1年先を見据えたプロジェクト計画や組織戦略を考えられるようになった。
  • 育成意識の向上: 部下のキャリアパスを考慮した育成計画の立案など、次世代を見据えたマネジメントが定着した。

企業情報

飛鳥電気株式会社

宇宙産業

事業内容: 通信設備システム構築

企業規模: 従業員数98名

コーポレートサイト: https://aska-ele.jp/

宇宙産業を支える通信システム構築のエキスパート

Q:貴社の事業内容と強みについてお聞かせください

弊社は宇宙産業を中心とした通信設備システム構築を行っている会社です。宇宙開発や人工衛星関連の通信システムなど、高度な技術が要求される分野で事業を展開しており、最先端技術の開発と実装に取り組んでいます。

この分野は非常に専門性が高く、技術力はもちろんのこと、プロジェクトマネジメント能力や長期的な視点での事業運営が重要になります。当社では創業以来培ってきた技術力と、チームワークを重視した組織運営により、お客様からの信頼を得ています。

和気あいあいとした社風と事業承継への課題

Q:貴社の社風についてお聞かせください

当社は和気あいあいとした社風が特徴です。社員同士の距離が近く、コミュニケーションが活発で、困ったときには互いに助け合える雰囲気があります。宇宙産業という特殊な分野での仕事ということもあり、チームワークを重視し、一丸となってプロジェクトに取り組む文化が根付いています。

この良好な人間関係は当社の強みでもありますが、一方で管理職の育成という観点では課題も抱えていました。

Q:管理職育成においてどのような課題がありましたか?

最大の課題は、管理職が「何となく管理職になっている」状況でした。技術力や経験年数で昇進はするものの、管理職としての明確な軸を持っていない、マネジメントに対する意識や責任感が曖昧である、といった問題がありました。

また、事業を承継していく過程で、現在の役員が抜けた後の未来を考えると、今の管理職層がしっかりと会社を支えられるのかという不安がありました。和気あいあいとした環境は良いのですが、それが管理職としての責任感や緊張感を持つことを阻害している面もあったのです。

プレイヤーとして優秀でも、部下の指導や組織運営、将来を見据えた戦略的思考といった管理職に必要なスキルは全く別物です。この課題を解決しなければ、会社の持続的な成長は望めないと感じていました。

伴走型教育とアフターフォローの充実が決め手

Q:現場マネジメント研修を導入されたきっかけを教えてください

事業承継を見据えて、管理職層の底上げが急務だと感じたことが最大のきっかけです。現在の役員陣がいなくなった後も、会社が継続的に発展していくためには、管理職一人ひとりが明確な軸を持ち、責任感を持って組織をマネジメントできるようになる必要がありました。

Q:PDCAの学校を選ばれた理由は何でしたか?

決め手となったのは、アフターフォローの充実、個別面談の実施、行動変容を促す仕組み、目標管理システム、そして伴走型の教育スタイルでした。

多くの研修会社は座学中心で、研修が終わったらそれで終わりというケースが多いのですが、PDCAの学校は違いました。研修で学んだことを実際の現場で実践し、定着させるためのサポート体制が整っていることが最大の魅力でした。

管理職の意識改革は一朝一夕にはできません。継続的なフォローと、一人ひとりの状況に合わせた個別指導が必要だと考えていたので、この点が非常に重要でした。

管理職としての行動理解と未来志向の芽生え

Q:研修導入後、どのような効果を実感されていますか?

最も大きな変化は、管理職としてどのような行動を取るべきかを理解し、それが実践に表れてきたことです。以前は「何となく」だった管理職の行動が、明確な目的意識を持ったものに変わりました。

具体的には、部下とのコミュニケーションの取り方、目標設定の仕方、問題が発生した際の対応方法など、様々な場面で管理職としての適切な行動が見られるようになりました。

Q:他にはどのような変化がありましたか?

もう一つの大きな変化は、管理職が少し未来を考えた行動ができるようになったことです。以前は目の前の業務をこなすことに精一杯でしたが、研修を通じて中長期的な視点を持つことの重要性を理解し、実際にそうした視点で行動できるようになってきました。

例えば、部下の育成計画を立てる際も、その人の将来のキャリアパスを考慮したり、プロジェクトの進行においても、数ヶ月先、一年先を見据えた計画立案ができるようになっています。

和気あいあいとした社風は維持しながらも、管理職としての責任感や緊張感を適切に持てるようになったことで、組織全体のパフォーマンス向上にもつながっています。

継続的な成長を支える仕組みづくり

Q:今後の展望や同様の課題を持つ企業へのアドバイスをお願いします

管理職の育成は一回の研修で完了するものではありません。継続的なフォローアップと、実践の場での支援が不可欠です。当社も引き続きPDCAの学校のサポートを受けながら、管理職層のさらなる成長を図っていきます。

事業承継や世代交代を控えている企業にとって、管理職の育成は避けては通れない課題だと思います。「何となく管理職」から脱却し、明確な軸を持った管理職を育成するためには、座学だけでなく、実践と振り返りを繰り返す伴走型の教育が効果的です。

特に技術系の企業では、技術力と管理能力は別物であることを理解し、管理職には管理職としての専門性を身につけてもらうことが重要です。短期的な成果を求めず、長期的な視点で取り組むことをお勧めします。

宇宙産業という最先端分野で事業を展開する当社にとって、技術力だけでなく、それを支える強固な組織基盤が不可欠です。管理職の育成を通じて、さらなる成長を目指していきます。

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